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お金持ちじゃないけど仙台でも厚いステーキが食べたい!

分厚い肉はどこに?調布のオオゼキが恋しい

私はワインが大好き。ソムリエの方々のような知識はないが開けたボトルの本数なら負けないかも。

赤ワインのお友達はやはり肉。鹿肉のようなジビエもいいけれど、家庭で調理して食するものとしてはやはり牛肉のステーキがあると嬉しい。特にボルドーのようなしっかり系のワインには。

東京在住時は近所にオオゼキというスーパーがあって、ここは精肉部門が非常に充実している。決して広くはない店内に色々な食材が並んでいる。特に和牛。ローストビーフ用やステーキ用の大きな塊の肉が非常に豊富。しかも安い。

ステーキは肉の質もさることながら、厚いのが旨い。私はお金持ちじゃないので高いものはそうそう買えない。しかしこのオオゼキならばそういう願いを叶えてくれた。

仙台には仙台牛という有名なブランド牛もあるし、帰郷しても牛肉にありつけないことはないだろうと思っていた。

ヨークベニマル・みやぎ生協 2強揺るがず

日常の食材を調達する場所はやはり食品スーパー。車社会の仙台ではロードサイドに大きなショッピングセンターが多数存在するが、中核テナントはこの二つ。他の追随を許さない。

双方しっかりした歴史的、地域的基盤と組織を持ち、この地に根付いている。そして、このどちらかに行けば、普通の家庭料理に使う食材はほぼ不足なく手に入る。きわめて便利で安心感もある。

私は仙台でも厚い和牛ステーキが食べたい。しかも、高くないやつ。

高いお金を払えばどんな肉でも手に入る。三越か藤崎の2大デパートの地下に行けばオーダーカットしてくれるだろう。一度覗きに行ったが5秒で退散。庶民の食材ではなかった。

私が求めているのは調布のオオゼキと同じように、普通のスーパーで100グラム1000円のが3割引きになって700円を切る値段になった分厚い和牛ステーキ。

しかし、残念ながらそれを仙台で探すのは厳しい。ベニマルも生協も、まずステーキ肉の取り扱いが少ないし、あっても薄い。GWや年末など特別の時期には並ぶこともあるが高い。あのオオゼキの、いつ行っても普通に並んでいるのがない。この事実、かなりショックだった。仙台の人って、ステーキ食べないのかなあ。

希望の星・ロピア

分厚くて安い肉。これを求めて街中を彷徨う。見つけた!駅前のロピアだ。

仙台駅東口のヨドバシカメラ2号館。その2Fにそれはあった。

首都圏の人なら良く知っているこのスーパー。現金決済が基本で○○ペイとかは使えないが、そうした決済業者にピンハネされない分価格を抑えている。そして、もともとここはお肉屋さんがルーツとのこと。牛を一頭買いして自社で処理するノウハウを持っているのだそうだ。

やっと見つけた仙台牛の厚いステーキ。品質も価格の安さも、あのオオゼキに引けを取らない。

郊外のベニマルや生協では無理だが、駅までくれば何とかなることがわかって心底ホッとした。

ただ、そのロピアも仙台駅ペデストリアンデッキ直結という至便の立地もあり、夕方や土日は激混み。平日の午前中ならまあゆっくり品定めができるが、牛肉など、生鮮食料品の品ぞろえは薄くなる。

オオゼキはほぼ毎日、いつ行ってもあったのに。

東京の人口と購買力。それを前提としたビジネスモデルは東北では通じないということか。

うーん、頑張れ仙台!

仙台の人たちはおそらく、このロピアの出店を歓迎しており、できることなら市内に2号店、3号店の出店を待ち望んでいると思う。だから、長らく仙台の副都心、泉中央のランドマークであり、中心商業施設だったアリオ仙台のイトーヨーカドーが撤退した跡地に、ロピアが来てくれたら、と願った人も多いのではないだろうか。

そのアリオの施設を最近イオンモールが買い取ったというニュースが流れた。

空きビルにしておくより、きちんとした商業施設となって再開業してくれる方が地域にはプラスだ。だから動きがあってよかったとは思ったものの、分厚いステーキは駄目かな、とちょっと思ってしまった。

新興勢力にも期待

私の学生時代はスーパーと言えばダイエーとジャスコ。ベニマルや生協はまだ仙台ではメジャーではなかった。

その流れを受け継ぐイオンモールは各店舗が巨大化して健在だが、全国どこにでもあるイオン。安心だが、地域の特徴は希薄だ。売り場面積は大きいけれど、食材の質も平均的だ。

そんな中、私の学生時代にはなかった新興勢力も。北海道資本のアークス。ここは北海道を起点に東北の中堅スーパーを買収して拡大した食品スーパー。宮城県発祥の食品館イトーはこのアークス傘下に入った。

ここは海鮮の品揃えが豊富。東京では手に入らない新鮮な魚介類が低価格で手に入る。

九州資本のトライアル。最近西友を子会社化したことが話題になったディスカウントスーパー。先日錦が丘の店舗に行ってみたが、確かに他のスーパーとは違う雰囲気。食品だけでなく、衣料品や生活雑貨が豊富に扱われていた。

ここもロピアと同様現金決済基本でコストカットしている。中間でピンハネして儲ける輩を排し、消費者に利益を還元する姿勢は応援したい。

まだ宮城県内に7店舗。今後の展開にも期待したい。

購買力の差がもたらす東北の現実

東京在住時代はオーゼキ以外でも、東急ストア、クイーンズ伊勢丹、マルエツ、京王ストア、OK、オザム、サミット、オリンピック、いなげや・・・そして紀伊国屋、成城石井etc.

選び放題だったな。地域の経済の強さとは、即ちそういうことだ。

仙台と東京。比べるのは無理。だけど、やっぱり厚いステーキを求めて今日も仙台を彷徨う。

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